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ケーちゃんのまま

Author:ケーちゃんのまま
ある日突然オウムを引き取ることになりました。その子は毛引きで、片目が見えなくて、歳がいっている・・
長い間一羽ですごして、それでも人とともに生きることを諦めていない子でした。
突然舞い込んだオウム・ケリーと過ごした2年8ヶ月の記録です。

そしてケリーと一緒に暮らした子、その後に迎えた大鳥2羽
大鳥ちゃんはやっぱりいろいろ事情のある子たちでした。


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二度目の春

ポーを迎えて2度目の春を迎えようとしています

最初の春
不安と希望
絶望と期待が交代でやってくるような毎日でした

今、落ち着いてひざの上にいたかと思うと
突然噛み付いてきたり・・
大声で威嚇をしたり・・

今から思うとポーの心の中は猫の目のようにくるくると不安が渦巻いていたのでしょう

何も知らない・・何もしつけをされていないポー
ポーの本当のパパとママからご飯をもらったの・・覚えてないの??
パパとママから離されて、人間からご飯、もらったでしょう??

もう一度・・もう一度・・最初からのやり直し・・
ひとーつひとーつのしつけのやり直し

本当にあまがみまでわざと指をかませて教えました
痛いと
「いたーーい」と嘴の横を張り飛ばして・・
どーしてそんなことをされるのかわからないポーは・・
威嚇したり・・大声上げたり・・
そのうち・・
「いたいとはだめなんだぁ~~」と言うことに気がついて・・
あまがみを覚えました

夏が来る頃には・・
たくさんの言葉を覚えるようになって来ました
そして受け答えをするように・・

このとき家族と約束したのは
「ポーを無視しないこと」
いいことでも、悪いことでも・・
褒めたり、叱ったり、脅したりしていいから・・
無視しないこと・・

そのうちポーは選挙カーの演説にも返事をするようになりました

秋が深まり・・
やっと胸の地肌が隠れるようになったころ・・
やっぱり5本、6本と抜くようになっていました
でも・・
それでも目の色はずいぶん落ち着いて・・
抜くことをやめさせるのを優先させるか・・
このまま自由に自然に過ごさせるかの選択をしなくてはならなくなりました

そして冬・・
こたつに座ると
ひざにはいつもポーがいました
ずっとずっと・・
テレビを見ながら、ぷーっと膨れているポーがいました

2度目の春を迎えた今
不安と絶望はすっかり消えて、希望と期待しかもてなくなりました
外に外出するときはさすがに鎖が必要ですが
今年はポーと春を楽しむことができそうです

ここまでで参考にした飼育本やしつけの本は5冊
でもどれも参考程度で、本当に役に立ったのはケリーの思い出でした
今になるとケリーにやってあげたことを裏返してポーにと・・
おとなしい、年のいった女の子のオウムと
活発で人を信用できない若い男の子のオウムは正反対の対応が必要でした
1年と8ヶ月
まったく人を信用していない、しつけのされていないオウムにしては短かったのはないかなぁ~と
ポーは人が本当に嫌いではなく、本当は甘えたで恐がりで寂しがりやのオウムです
自分からどんどんアピールして受け入れられたいと言う願望を持っています
だからこんなに短期間でオウムが変わったのでしょう

今、ポーの姿は悲しいほどぼろぼろです
いくらいってもソファーに投げたスリッパを抱いて一緒に転び落ちる遊びがやめられず・・
いくらいっても自分の羽をちぎることをやめることができません
それでも目の色は落ち着いて
満足な顔を見ているのは人間側にも安らぎと安心をもたらしてくれます

次は毛引きをやめさせるように努力しないといけませんが
ここまできずいてきた信頼をうまく利用しながら
ポーならなんとか乗り越えてくれるだろうと思っています

そして綺麗な姿になったら・・
ポー、行こう
初めてできた鳥仲間のあの子とあの子のお父さんとお母さんとお兄ちゃんに会いに・・

だから楽しもう、今年の春を
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コメント

嬉しいです

ままさん こんばんは。
とても嬉しかったので、コメントいたしました。
ままさんをはじめとする ご家族の愛情を感じます。
本当に嬉しいです。
鳥達にも心があります。
時間はかかりますが、暖かい気持ちや厳しくも優しい愛情もちゃんとわかってくれます。
実家に残してきた、鳥達の事を思い出しました。
今年の春は良い春になりそうですね♪。

ぴよさん
ポーは関西弁で言うと「ごんたで暴れん坊、でもあかんたれでなんか 憎めへん子」なんですよ
こんな子昔も今もどこにでもいる子です
それが鳥では敬遠されて・・最近では人間でも・・
回りの人たちが愛情をもってみてあげると、それなりにいい子になるんですけど・・ねぇ~~

今年は本当にいい春にしたいです
でも・・気温の変動が激しいのと・・雨が多いのと・・(ーー;)
なかなか外に出られないのが・・ねぇ~~(苦笑)
ご実家の鳥さん、そしてお父様お母様、お元気でしょうか?
私も北海道の息子の顔をみたいなぁ~と思います
どうぞ声のお便りだけでも頻繁に(笑)
この年になると親心がしみじみわかってきました

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